2010年08月05日

どのような場合離婚ができますか?

 離婚には協議離婚,調停離婚,裁判離婚の三種類の手続きがあります。

 協議離婚とは裁判所を通さないお互いの話合いによる離婚,調停離婚は裁判所を通じての話合いによる離婚,裁判離婚は裁判所の裁判による離婚です。

 裁判離婚以外は,話合いによる離婚ですので,話合いさえつけば,理由がどのようなものであれ離婚できます。
 
 問題となるのは,相手方がどうしても離婚したくないということで,裁判となった場合です。
 このような場合離婚できる事由として,法律には下記の5つの事由が定められています。
 そこで,そのいずれかの事由が存在するかどうかが問題となりますが,5の「婚姻を継続し難い重大な事由」がすべてをカバーしていますので,社会常識的に考え,結婚を続けられないような重大な事由があれば,離婚できるということになります。

 1.配偶者に不貞な行為があったとき。
 2.配偶者から悪意で遺棄されたとき。
 3.配偶者の生死が3年以上明らかでないとき。
 4.配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
 5.その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
 
 ただし,一つ例外があり,有責配偶者,つまり婚姻関係を破綻させた責任のある側からの離婚請求は原則として認められていません。
 例えば,自分で不貞をし婚姻関係を破綻させた者が,裁判所に離婚の請求をしても認められないこととなっています。

 もっとも裁判離婚のケースは非常に少なく,不貞をしていた有責配偶者からの請求であっても,相当多額の慰謝料を支払うことを約束すれば,相手方が離婚に応じることも少なくはありませんので,通常であれば,離婚できないケースは多くはないのが実情です。


posted by benuchida at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | よくあるご質問
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