2010年08月13日

携帯電話の盗み見の責任と親権者の決め方

相談内容: 
 妻の携帯電話をこっそり見たところ,メールの内容から浮気をしていることがわかりました。
 離婚をして、妻と不倫相手の男性に慰謝料請求をしたいと思っていますが、無断で携帯電話のメールの内容を見ているため、その点が不利にならないか心配です。

 また,私としては、子どもの親権も何とかしてとりたいのですが,浮気をしていた妻が親権者になってしまうこともあるのでしょうか?


回答: 
 浮気,法律用語で言えば不貞行為があった場合,離婚を請求できますし,妻にも相手の男性にも慰謝料を請求することができます。 
 携帯電話を盗み見たのは,道義上は問題がありますが,法律違反ではありませんし,裁判で不利になることを考える必要はないと思います。
 実際,携帯電話を盗み見たことにより,不貞行為が発覚して裁判になっているケースは非常にたくさんあります。

 問題は,子の親権を得ることができるかです。
 親権者はまず話合いで決めます。ですので,話合いがつけば,親権者になることができます。そこで,まず話合いを求めるべきです。

 話合いがつかなければ裁判所が親権者を決めることになります。
 その場合,子供にとっての幸せの観点から色々な事情を考慮して決められることになりますが,一定年齢以上の子であればその子の意思がもっとも優先され,一定年齢以下の子であれば母親が優先される傾向があります。
 いずれにせよ裁判となった場合には様々な事情が考慮されるので,親権者になれるかは何ともいえません。
 ただし,裁判で親権者が決まることは非常に少ないですので,離婚に当たっての話合いで,親権者に認めてもらうよう妻を説得することが最も重要となります。
 
 親権者は,子の幸せの観点から決められます。そのため,相手方が不貞行為をしていたという「悪い側」であることは,親権者の決定においては重要な意味は持ちません。

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 つらい話も多くありますが,有意義な意見がたくさんあり,勉強になります。
posted by benuchida at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律相談の事例から
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